今回は、私の妄想を書こうと思います。

頭おかしい、と思われるかもしれないので、ちょっと
ためらいながら書きます。

妄想なので、ガマンしてください。

読みたくなければ、スルーすることをおすすめします。

 

般若心経というお経があります。

270文字ほどの、とても短いお経です。

ほとんどの宗派で用いられるので、暗唱できる方もいる
と思います。

私もずいぶん前はできましたが、今はうろおぼえです。

その中に、

色不異空(色は空に異ならず)

空不異色(空は色に異ならない)

色即是空(色すなわち空であり)

空即是色(空すなわち色である)

という文言があります。

これはつまり、色は空である、ということを4回も言っ
てることになります。

短いお経の中で、4回も言っているのは、よほど大事
なことなのでしょう。

 

でもこの意味、色は空である、の意味は何でしょうか。

色は形あるものということですから、目に見えるもの、
といった意味でしょう。

で、空は「実体がない」という意味だそうですが、ここ
のところがよく分からないですよね。

 

量子力学では、量子は粒子と波の両方の性質を持つ、と
されています。

形あるものが粒子、実体がないが波。

そうすると、粒子は色、波は空ということでしょうか。

 

さてここで、とても興味深い体験をした方がいます。

本人は大変な思いをしたので、「興味深い」なんて言った
ら少々失礼なんですが、その体験談は目からウロコがボロ
ボロ落ちるような内容だったのです。

その方、ジル・ボルティ・テイラーさんという女性で、脳
神経科学者なんです。

それがある時、脳卒中で左脳の機能が停止してしまいます。

その体験を語る、TEDのプレゼンがこれ。

https://www.youtube.com/watch?v=BsSWaYITW4g

私たちの脳は、右脳と左脳に別れていて、それぞれ働きが
違う、というのは聞いたことがあると思います。

ジルさんは、左脳の機能を失うことと復活することを通し
て、左脳と右脳の違いを自ら経験することになります。

そのジルさんは言います。

左脳は自分と他人を区別する、しかし、右脳は自他の境界
が消え、壁など物との区別もなくなり、宇宙と一体になっ
ている、と。

しかも、その右脳の世界にいると、至福を感じる涅槃の
境地にいると。

 

そうすると、これは

左脳が見ている世界が色 右脳が見ている世界が空

ということになるのではないでしょうか。

同じ世界なのに、左脳は色、右脳は空を見ている。

右脳は悟りの世界を見ていることになります。

 

そう、ここで重大なことに気づくんです。

私たちはすでに悟っている

ということに。

 

「悟り」というのは、これまでの常識では、何十年もの長
きにわたって修行して、しかもその中でもごくわずかな人
しか到達できない、というものでした。

それが、誰もがすでに悟っていると。

そして、悟るということは、

右脳が見ている世界を感得する

ことだ、ということにも気づくわけです。

これはもしかしたら、私たち人類に大きな意識の変容・進
化をもたらすものだと言えるんではないでしょうか。

(この号、続く)