幸せの必要条件
「pならばqである」が真のとき、pはqの十分条件、qはpの必要条件と言います。
さてここで、このpやqに「幸せ」を代入してみます。
「幸せ」の十分条件や必要条件は何か、考えてみようということです。
まず、「○○ならば幸せである」が真のとき、○○は「幸せ」の十分条件となります。
あなたにとって、この○○に入るものは何ですか。
ちょっと考えてみてください.....
たとえば、アスリートにとっては「好成績を出す」ことかもしれませんし、サラリーマンにとっては「上のポストにつくこと」かもしれません。
「いい結果が出せれば、幸せ」とか、「課長になったら、幸せ」とか。
そう、どうやらこの○○に入るのは「人それぞれ」と言えそうです(※)。
※もちろん、汎化すれば共通する十分条件を定義できるかもしれません。
でも、かなり概念的な話になってしまいそうです。
では、今度は「幸せ」の必要条件を考えてみましょう。
「幸せならば○○である」が真のとき、○○は「幸せ」の必要条件となります。
これも、あなたにとって○○に入るものは何か、ちょっと考えてみてください。
これもまた、人それぞれかもしれません。
でも、たとえば
・借金に追われて、ロクな食事もできない
・夫婦仲が悪くて、顔を見るのもイヤだ
とかだったら、はたして「幸せ」を感じられるでしょうか。
少なくとも、こういった「深刻な悩み」があると、「幸せ」とは言えないですよね。
そう、つまり、「深刻な悩みがない」というのは、「幸せ」の必要条件と言えるのではないでしょうか。
「幸せならば深刻な悩みがない」
が真である、というのは多くの人が同意してくれると思います。
ところで、人間の悩みというのは、ほとんど次の3つのウチのいずれかです。
・人間関係
・健康(美容も含む)
・お金
そうすると、これら3つについて、深刻な悩みがない、というのは「ほぼ」幸せの必要条件と言えます。
では、
「どうしたら、この3つの悩みを持たずに生きていけるか」
ということを、このメルマガで話していこうと思います。
自分が50代後半になって、学んできたことや見えてきたことで、その解を模索しようというワケです。
これが、メルマガを読んでいる方に何かお役に立てば、もちろんうれしく思います。
そして、なによりこれを若い時のウスラ○カで甘い考えだった自分(笑)に、読ませたいと思って書きます。
良かったら、おつきあいください。
今後のおおよその内容は次の通りです。
・健康
健康オタク的なレベルではなく、腸の浄化などの話をしていきます。
仕事でも、生きていく上でも、「最高のパフォーマンスを出す」ことが目的です。
・人間関係
どうも今、あまりにも「絆」を求めすぎなように思います。
もっと淡々と人間関係の悩みから解放されるような話をしていきます。
・お金
おそらく、「お金」について学んだことがある方は、ほとんどいないのではないでしょうか。
ですが、「お金」の失敗によって、大変なことが起きるのが人生です。
そうならないためにも、これはぜひ読んで欲しいテーマです。
さて、次回からは「健康」について。
3つの中では、やはり健康が一番優先度が高いです。
健康が全てとは言いませんが、健康でなければほとんどのことが実現できないからです。
次回はまず基本的なことから。
食の「7つの原則」についてお話しします。
内容は、
http://mag.mokutanya.com/health/syoku1-1758
からどうぞ。
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